学生のころおれが嫌いというのを知っている友達にドッキリで心霊スポットに連れて行かれ、マジギレしてしまい殴りあいになった事もある。
しかし、おれみたいなやつに限って霊感はないものだったりする。
ある夜勤、夜中の3時、詰所にて僕と看護師との会話。
看護師
「私、霊感あるんだよねー」
おれ
「へぇ、結構感じるもん?」
看護師
「感じるよ〜」
おれ
「それって見えるの?」
看護師
「私は見えるというより、感じるって感じかな〜。ボヤ〜っとしてるような感じと思えばいいかな」
おれ
「この病院でも感じる事あるん?」
看護師
「あるある〜。廊下の突き当たりにある観葉植物の横によく立ってるよv」
いやいや「v」って。
おれはそんなことじゃ怖がらねーよ^^
おれ
「へぇ〜、今日とかもいる?」
看護師
「今日はあそこにはいないよぉ〜」
ん?あそこ・・・には!?
嫌な予感が背筋を走る。
一応聞いてみるか・・・
おれ
「あそこ・・・にはって?」
看護師
「・・・ぁ」
ちょwwwやっぱりw
予感的中ですか^^
おれ
「ぁ・・・じゃねーよっ!なになに?どこにいるのさ??」
看護師
「んー、いいの?」
いいの?って・・・
聞き返すなんてことはしてはならないでしょ^^;
おれ
「もうはっきり言って!」
看護師
「わかった。。んとね男の人だと思うなぁ」
いやいやいやいや。
性別なんて聞いてませんから!
おれ
「いや、どこにいるのか教えてほしいんだよね^^」
不安を悟られないように笑顔で返す。
看護師
「私ね、今日ぜんぜん通ってないドアがあるの知ってる?」
詰所には直接入れる引き戸と、仮眠室につながっているドアと、詰所とつながっている点滴で使う薬剤を管理している部屋のドアがある。
んー・・どれだろ・・
てかおれ、気になってる存在でもない人を目で追っかけませんが?
自信過剰じゃない?^^
おれ
「んー目で追っかけてたわけでないからわかんねー」
看護師
「そうだよね^^」
ちょ・・なんで嬉しそうなのよw
ま・・お互いに恋愛対象として見てないならそれに越した事はないが・・
おれ
「んで・・どこのドアなの?」
看護師
「そのドアなんだ」
指をさしたのは詰所に直接出入りする引き戸である。
言うまでもないが、僕のすぐ後ろ2mくらいのところだ。
ぇ?ここ?ここにいるの???
動揺を隠しきれていない僕に彼女は続ける。
看護師
「すぐそこにいるよ。」
wwwwwwwwwwww
はwwwやwwwくwww言えww
いやいやいやいやいやいやいやいや
どおりでこっち側に座ると頭痛がすると思った。
霊がすぐ側にいる事で、なにかしら体に異常が出たと決め付けたくなる。
だが強がる。
おれ
「へぇ〜こんなところにいるんだ^^」
笑顔で答えるが、キャスター付きの椅子は明らかに後退している。
看護師
「あんま言いたくなかったけどねぇ」
ちょwwwwwなら言わないでww
なんとしてでも隠し通してよ;;;;
「あそこには・・」って言うから、その言葉の裏側が気になったんだよ?
「今日はいないよぉ〜」でいいじゃない;;;
あくまで男の子なので、そんなこと言えません。
強がり乙。
その後、日が昇るまでそのドアを通らなかったのは言うまでもない。





